~もの言わぬペットの行く末を思えばこそ~
<ご相談内容>
自分は夫を亡くしてからペットの犬2匹と共に暮らしています。私には娘がいますが、娘が住んでいるマンションはペットの飼育が禁止されています。加えて娘の夫は動物嫌いです。自分はもう70歳を超えていますし、犬たちも高齢になってきたことから、自分の老後の生活と、自分が認知症等になったり、亡くなってしまった後の犬の余生が心配です。
ここでのポイント
ご自身が意思判断能力を失ったり、亡くなった場合、世話人がいなくなってしまった犬たちは殺処分される可能性があります。
ご自身が、介護が必要となり施設入所されたり、認知症など意思判断能力が失われる状態となってしまった場合、残されてしまった犬の世話を誰がするのかが大きな問題となってきます。娘さんご夫婦は状況的にみて飼うのは難しいようですし、誰もお世話をする人がいなくなった場合、最悪保健所に送られて殺処分される可能性があります。
家族信託での解決方法
まずは、ご自身が仲良くされているペット仲間など第三者にご自身のペットの行く末を見守っていただけるようお願いしてみてはいかがでしょうか。ご自身を委託者兼第一受益者、娘さんを第二受益者、ペット仲間を受託者として、ペットと今後ペットの飼育のために必要になるであろう飼育費を信託財産として信託契約を締結します。もし何かあってご自身がペットを飼えなくなった場合、受託者に動物愛護施設や老犬ホーム等にペットの飼育を依頼してもらい、その費用を信託財産の中から支払ってもらいます。そして、最終的にペットが亡くなった後に残った財産は、第二受益者である娘さんが受け取ります。そうすることで、ご自身だけでなく、ペットも安心して天寿を全うすることができるのではないでしょうか。
まずはテトラの無料相談!
テトラの無料相談は出張対応も可能です。広島市全域・廿日市市・東広島市・府中町・海田町・坂町・熊野町・呉市(島嶼部要相談)等々、広島市近郊であればこちらからお伺いすることができます。
急なご相談、お困りごとも迅速に対応いたします。基本、夜間土日祝日は事前予約の方のみ対応いたしておりますが、どうしても緊急対応が必要な場合は、即日対応可能なケースもございます。まずは、お電話にてお知らせください。
テトラのワンストップ対応では、ケースごとに最も効果的な提携しているさまざまな分野の専門家とタッグを組み、迅速でスムーズな問題解決を目指します。問題を多方面から丁寧に分析し、紋切型の対応は致しません。
